フォックスコン、インドのカルナータカ州に6億ドルを投資してiPhoneの部品やチップ機器の生産へ

2022年11月9日、台湾・台北にあるフォックスコン社の建物の外でフォックスコンのロゴの前を通り過ぎる女性。ロイター/アン・ワン/ファイル写真

ベンガルル、8月2日（ロイター） - フォックスコン（2317.TW）は、インドのカルナータカ州でiPhone用の筐体部品とチップ製造装置を製造する2つのプロジェクトに6億ドルを投資する予定で、海外への投資を拡大する中で南アジアの国への関心が高まっていることを示している。中国。

カルナータカ州の声明によると、約3億5,000万ドルがiPhoneコンポーネント施設の設立に充てられ、1万2,000人の雇用が創出される一方、フォックスコンはチップ製造ツールを製造する2億5,000万ドルのプロジェクトでアプライド・マテリアルズ(AMAT.O)と提携する予定だという。 。

ロイターは水曜日に投資計画を最初に報じた。 州政府は、両プロジェクトはいわゆる意向表明書を通じて署名されたため、最終的な方法が変更される可能性があると述べた。

iPhoneの約70％を組み立てる世界最大の受託製造会社であるフォックスコンは、新型コロナウイルスによる混乱と地政学的な緊張の中、中国から生産を多角化している。

この投資決定は、フォックスコンのヤング・リュー会長、カルナータカ州のIT大臣プリヤンク・カルゲ氏、産業大臣MBパティル氏の会談後に行われた。

「私たちはカルナータカ州がインドでの拡大計画にもたらす可能性に興奮しています」とリュー氏は声明で述べた。

フォックスコンのインド進出は、マイクロンからアマゾンに至るまで、世界で最も人口の多いインドでの消費と需要の拡大に賭けて、今後数年間で数十億ドル相当の投資を拡大しコミットメントしている一連の外国企業の最新のものでもある。国家。

ナレンドラ・モディ首相も、現在の主要な事業課題である半導体製造への投資家を呼び込んでいる。

カルナータカ州では、フォックスコンはアプライド・マテリアルズと半導体製造装置製造プロジェクトで協力し、約1,000人の雇用を創出する。

フォックスコンはまた、インド政府がチップ製造を促進するための100億ドルの計画に基づく奨励金を申請する計画を立てており、西部州にチップ製造施設を設立するためにグジャラート州と協議している。

フォックスコンの劉会長は連邦政府の主力半導体会議に出席した後インドを訪れ、複数の州の当局者らと会談している。

インドのタミルナドゥ州も、フォックスコンが新たな電子部品製造施設に1億9,400万ドルを投資し、6,000人の雇用を創出すると発表した。

当社の基準: トムソン・ロイターの信頼原則。

トムソンロイター

Munsif Vengattil 氏は、ニューデリーを拠点とするロイター通信のインド技術特派員です。 彼は、政策決定がインドのハイテクビジネスにどのような影響を与えているか、そしてインドが世界のエレクトロニクスサプライチェーンの強国になるべくより積極的に争っているかを追跡しています。 また、Facebook や Google などの大手テクノロジー企業と、主要なインド市場における彼らの戦略や課題についても定期的にレポートしています。